アタシとアイツ

「ウゥ…」

顔面パンチが効いたのか、殺人犯は気を失った。


「エースケさん…」
「よー。アンネちゃん!て…リョースケ死んでる?!」
「…死んでねぇよ」

リョースケは血が出ている腹部をおさえて、起き上がりあぐらをかいた。
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