アタシとアイツ

「あら…お名前は?」
「神山亮介です」
「リョースケくん…娘を守ってくれてありがとう…旦那が…迷惑かけてごめんなさいね…―」

お母さんは涙ながらお礼と謝罪をした。


でも…

お母さんが謝罪をする事ない…。


それでも、

お母さんは頭を下げる。
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