永遠に愛を捧ぐ…。~最終章~
僕の見た夢と、母さんの言った名前…。
何か、関係が有るのだろうか…。
「分かんねぇ…。」
目を閉じた瞬間、そのまま深い眠りに
落ちた。
翌朝、いつもと変わらない母さんの姿。
「なあに?そんなにジロジロ見て。」
テーブルの上に、焼き上がったばかりの卵焼きを乗せたお皿を置きながら、僕を見る。
「何でもないよ。
母さんこそ、体の調子どうなの?
夕べ、酷くうなされてたから。」
「何ともないけど?」
少し動揺をしながら笑う母さん。