月夜の影
放課後になり、女子が周りに集まってきた。

「美月、一緒にこれから遊ばない?気晴らしに」

「え?」

「ほら!今日、美月暗かったし」

「どう?無理なら別にいいんだけど」

「…ごめん。今日はパス。ゆっくり休みたいの」

「そっか…そうだよね!じゃあ、また明日ね!」

「うん、バイバイ」

私は校舎を出た。

「くくっ…」

おっかし…


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