金魚恋
『って!勝手に何見てんのよ!』
「ふーん…。あなたと私をすくいあげた彼って幼なじみなのね-…」
本棚に並べてあったアルバムを手に持ち開いて言う金魚姫!?
バッと取り上げる。
『あなたなんなの!?だれ!?』
アルバムを抱きながら言うと
「誰なんてずいぶん冷たいこと…いつもす-ちゃんす-ちゃん言ってるくせに」
と言った。
す-ちゃんって…
え!?これがす-ちゃん!?
そんなまさか!?
現実的に考えてありえないし。