ご主人様のメイド
「じゃあ…、屋根があるところで話さない?」


きっと彼は純粋にあたしを心配してくれてる。
そう思うような視線にあたしはこそばゆい嬉しさを感じていた。

見ず知らずのあたしになんて優しいんだろう。



あたしは肯定の証にコクンと頷いた。


最後の思い出に彼と喋るのも悪くないよね…。





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