愛のない君に。


「ん・・・」


と言いながら、体を重そうに起こした。



カワイイ・・・。

私は、不覚にも先生をカワイイと思ってしまった。



先生は、目をこすりながら私を見る。


まだ、この状況を把握できていない様子だ。


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