愛のない君に。



体を揺らされ、目を開けると上田が目の前にいた。



俺は、いつの間にか寝ちゃったみたいだ…。




「ん…。上田!」




「先生…?何でここにいるんですか?




なんて答えようか…。



たまたま?





「いや、上田が学校に来てなかったから、心配でさ…」



正直に言った。




「わざわざ、すいません」





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