愛のない君に。



「いつも…学校に行くとみんなに、睨まれるの…。それで…机とかに…『死んでくれない?』と、か油性ペンで、ら、落書きされたりして、るの……」




…………俺は、イジメの酷さに、唖然としていた…。


気づいたら、俺は上田を抱き締めていた。




「辛かったね…、辛かったね…」





「うっ…ひっく…」






< 75 / 144 >

この作品をシェア

pagetop