空からの手紙
事故
小学校6年生の夏、俺の家族とあかりの家族で海に旅行に来ていた。
泳ぐのは得意だった。
あかりも泳ぐのが得意だったから二人で競争することになった。
「あかり、ちゃんと泳げんのか??」
「泳げるよ~愁よりうまいかも!!」
心配しながらもスタートの場所に立っていた。
俺はあかりより少し後ろからスタートだった。
「よーい・・・どん!!」
「・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・」
俺はあかりを余裕でぬかせた。
あかりより先にゴールしたから待ってようとおもい近くに浮かんでいたボートの上に乗った。
・・・しばらく経ってもあかりは戻って来なかった。
スタートからゴールまで距離がけっこうあるからあかりじゃ大変かなとも思ったけどちょっと遅すぎじゃないか?
もう親のところにもどったのかな?
おぼれてないよな?
俺はあかりが心配になり急いで浜辺にもどった。