空からの手紙
新しい恋
あの事故から10年。
俺は1度も忘れたことはない。
おれはもう高校生だ。
あれから毎日と言っていいほど海に通っている。
あかりがもどってくるかもしれないと思ってるからかな?
・・・・・もっどて来るはずないのに・・・・・
「おいっ愁。なにぼーっとしてんだ?またあかりちゃんの事考えてるんだな!」
こいつは親友の和真。
すごい遊び人だけど俺の事を一番わかってくれる。
あかりの事もすべて話した。
「うるせーよ」
「なぁ。あかりちゃんの事はもう忘れたら??」
「は?」
「新しい恋をしろっつてんの」