モウ スキジャナイ
ぷーっと望が笑った。
「なっ何?」
「かわいいって何だよっ!アハハっ俺は先輩様だぞぉっ」
と望は笑っていた。
「ちょっと私は真剣に言ったのにっ」
望は私を笑いながら抱きしめた。
「あー…別れたくねぇ…」
「…」
「俺お前が好きだ…付き合っていってお前が俺を好きになるかもしれない…だから俺に猶予をちょーだい」
望の肩は震えていた。
思えば私は誠が好きだと気づいた瞬間、失恋したようなものだ。
だから
私は誠を忘れなくちゃいけない…
そして私は望が愛しい…
ということを考えた。
「うん…まだ付き合っていてもいいかな?」
「マジで?」
望が急いで私の顔を除きこんだ。
「うんっ」
私は笑顔で答えた。
望はほんとに飛び上がって喜んだ。
私は心の中で、『女の子はしたたかというのは本当だったんだ』と自分に驚愕していた。
「なっ何?」
「かわいいって何だよっ!アハハっ俺は先輩様だぞぉっ」
と望は笑っていた。
「ちょっと私は真剣に言ったのにっ」
望は私を笑いながら抱きしめた。
「あー…別れたくねぇ…」
「…」
「俺お前が好きだ…付き合っていってお前が俺を好きになるかもしれない…だから俺に猶予をちょーだい」
望の肩は震えていた。
思えば私は誠が好きだと気づいた瞬間、失恋したようなものだ。
だから
私は誠を忘れなくちゃいけない…
そして私は望が愛しい…
ということを考えた。
「うん…まだ付き合っていてもいいかな?」
「マジで?」
望が急いで私の顔を除きこんだ。
「うんっ」
私は笑顔で答えた。
望はほんとに飛び上がって喜んだ。
私は心の中で、『女の子はしたたかというのは本当だったんだ』と自分に驚愕していた。