モウ スキジャナイ
私は沸き上がる気持ちにびっくりしていた。

望が愛しくて


可愛くて


ほんとに好きだと思った。


唇をはなした望は
「裕美子が俺を好きになってからがよかったかな…」
と申し訳なさそうだったが私はすぐ望を抱きしめた。


「好きだよっ望っ」


顔は見えないけど望が

「えええぇっ!!!!!!!!」

と驚く声が耳に残った。
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