好きすぎて☆誘惑





「もういいよ…ライアンの
気持ちわかったから」



今の私には

そう言うことしか
できなかった


ぁあ…それだけ言って
シートベルトを締め直して
再び車が動く




今の私には罪悪感しか
残っていなかった


なんとな~くで
付き合ってしまった


私は最低な人間




逆にライアンを惚れさせた
だけの付き合いに

なってしまっていた



あの目はきっと
忘れられない




「着いたよ」


「あっありがとうライアン」



ドアを開けて鞄を
掴んだ


「えっ?」



ライアンに手を捕まれた

そしてまたあの切なそうな目
でもさっきより優しい感じ


「大人気ない事して悪かった…この後和実の所行くんだろ?
送ってくよ」


ニコッと笑う



「ありがとう今のライアンは
大人って感じ♪」


おっ顔赤らめた!
でもちょっとドキッときたよ





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