危険な賭け……
しませんか?
弟子にして下さいっ!
運勢は…………
「「大凶………」」
(ノ△T)
ですよね………
大体、私なんかが大吉とかでる訳ないし……
期待とか………
ムダーー(;_;)
「さすが、運なしだな。」
えぇ……
その通りですゎ……
「ま、これでお前に運がないって事はわかったから。」
ぁー……
これって、私の運だめしだったんだ……
「先輩は?引かないんですか?」
自分だけ……
ズルい!!
私がブーブー言ってると………
「うるさい、黙れ。」
なんともな罵詈雑言………(ノ△T)
この人とフツーに会話できないのかね………
「いーじゃないですか。引くくらいーー。」
「引いて俺が大吉出したらお前、どうする?」
いや、知らんよ…
「どーすると言われましても……」
どーする事もできましぇん………
「賭け、しよーぜ。」
「賭け…?」
なんでまた。
「そ、賭け」
賭けと言われましても……
それはいったいぜんたい、
どーゆう事?
「つまり、俺がおみくじ引いて、大吉を出したら、俺の勝ち。」
「先輩が大吉以外をだしたら……?」
「お前の勝ち。」
はぁ………
「勝ったヤツが賭けの報酬として、なんでも1つ、敗者に言う事ができる。」
ふんふん。(゜_゜)
「つーことで……理解可能?」
コクコク。
うなずく私。
「じゃ、引くぞ。」
ドキンドキン
確率的には、
私が有利………!!
この勝負………
もらったぁ!!
「大吉…」
ん!?
今、なんと……?
「大吉、俺の勝ち。」
ふっ……
またまたぁ♪♪
苦し紛れにそんな♪♪
………………
「マジ……?」
「耳まで悪ぃか。」
先輩の持っている紙には……
“大吉”
と、赤い文字で書いてあった………