SLらぶ☆
あたしも慌てて教室へ走り出した。 


体育館にいたら、寺崎くんが来るかもしれない。 


「白井さん!!」 


びくっと、あたしは足を止めた。 


寺崎くんが、息を切らせてあたしを見ている。 


「蓑島…は?」 


あたしは首を振る。 



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