SLらぶ☆
「同じ塾に通うM中の男の子と付き合ってたの。面白くて楽しいんだけど…なんか軽い感じで…どこかで続かない気がしてたのかな…だから、誰にも言わないでいたのかもね。」 


ココアを一口飲んで、なっちゃんは続けた。 


「案の定、すぐに同じ塾の女の子と二股かけられてて…だけど…」 


カチャ…とカップとソーサーが重なり、冷たい音を奏でた。 


「その時には、あたし…どうしようもないくらいに…彼にはまってたの…」 



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