蜜林檎 *Ⅰ*
あれから、なかなか時間を
取る事ができなくて連絡が
遅れた事を樹は謝るのだった。
「こうしてイツキさんに
誘って頂けて嬉しいです」
「何でも、食べれるかな?」
「はい
好き嫌いは特にありません
幼い頃から、親に食べ物を
粗末にしてはいけないと
きつく言われていますので」
「俺も昔、よく世話になった人
に言われた事があるよ
残さずに
何でも食べろってね」
車を止めて店内へ入る、そこは
とても素敵な高級レストラン。
「私、普段着なんですけど
いいんでしょうか?」
「プライベートルームを
借りてあるから
気にする事ないよ」
「プライベートルームですか
・・・」
お洒落で高級感たっぷりな
お店の雰囲気に圧倒され
杏の心は緊張と初めての経験
に、少しだけ不安な気持ちで
いっぱいになる。
取る事ができなくて連絡が
遅れた事を樹は謝るのだった。
「こうしてイツキさんに
誘って頂けて嬉しいです」
「何でも、食べれるかな?」
「はい
好き嫌いは特にありません
幼い頃から、親に食べ物を
粗末にしてはいけないと
きつく言われていますので」
「俺も昔、よく世話になった人
に言われた事があるよ
残さずに
何でも食べろってね」
車を止めて店内へ入る、そこは
とても素敵な高級レストラン。
「私、普段着なんですけど
いいんでしょうか?」
「プライベートルームを
借りてあるから
気にする事ないよ」
「プライベートルームですか
・・・」
お洒落で高級感たっぷりな
お店の雰囲気に圧倒され
杏の心は緊張と初めての経験
に、少しだけ不安な気持ちで
いっぱいになる。