蜜林檎 *Ⅰ*
樹の姿に気づいたウェイターが
案内の為に近寄る。
「野瀬さま
こちらでございます
皆様
もう来られていますよ」
「そうですか」
「皆・・・」
杏は、驚きを隠せない。
「メンバーだよ
後、数名、仲間が集まって
飲んでるんだ」
「えっ、そうなんですか」
杏の緊張は、ピーク(最高潮)
に達する。
「君の話をしたら
みんな、会いたいって
ダメだったかな」
「ダメだ、なんて・・・
緊張しちゃいます」
ウェイターに案内され
メンバーが集まる部屋の前に
立つ二人は、ドアの外にまで
洩れる声に微笑み合う。
ドアが開くと一番に、朔夜が
杏に声をかけてくれた。
「おっ、杏ちゃん
いらっしゃい
イッキ
遅いから先に始めてるよ」
二人を交えて、もう一度
しきりなおしの乾杯が始まる。
案内の為に近寄る。
「野瀬さま
こちらでございます
皆様
もう来られていますよ」
「そうですか」
「皆・・・」
杏は、驚きを隠せない。
「メンバーだよ
後、数名、仲間が集まって
飲んでるんだ」
「えっ、そうなんですか」
杏の緊張は、ピーク(最高潮)
に達する。
「君の話をしたら
みんな、会いたいって
ダメだったかな」
「ダメだ、なんて・・・
緊張しちゃいます」
ウェイターに案内され
メンバーが集まる部屋の前に
立つ二人は、ドアの外にまで
洩れる声に微笑み合う。
ドアが開くと一番に、朔夜が
杏に声をかけてくれた。
「おっ、杏ちゃん
いらっしゃい
イッキ
遅いから先に始めてるよ」
二人を交えて、もう一度
しきりなおしの乾杯が始まる。