蜜林檎 *Ⅰ*
「俺もさっき、聞いた
ところなんだ
杏ちゃんと付き合う事
になったらしい」
朔夜が、樹を見つめると
彼は微笑する。
「ちょっと待って、イッキ
彼女、相当、年下だよね
確か、20歳ぐらいでしょう」
圭司と博臣は、顔を見合わせる
博臣は、樹に問いかける。
「そうだったら犯罪だね
で、本当は幾つなの?」
「さあ、聞いてない」
「もしかして彼女の事
何も知らないの?」
樹は一瞬、考えて答えた。
「連絡番号と、杏って
名前しか知らない」
メンバーが爆笑する、その声は
ホテルの部屋の外まで響いた。
「イッキ、それは
また思いっきり嵌まったね」
「・・・だね」
追加公演の準備に追われる樹
杏もまた、毎日を忙しく
過ごしていた。
ところなんだ
杏ちゃんと付き合う事
になったらしい」
朔夜が、樹を見つめると
彼は微笑する。
「ちょっと待って、イッキ
彼女、相当、年下だよね
確か、20歳ぐらいでしょう」
圭司と博臣は、顔を見合わせる
博臣は、樹に問いかける。
「そうだったら犯罪だね
で、本当は幾つなの?」
「さあ、聞いてない」
「もしかして彼女の事
何も知らないの?」
樹は一瞬、考えて答えた。
「連絡番号と、杏って
名前しか知らない」
メンバーが爆笑する、その声は
ホテルの部屋の外まで響いた。
「イッキ、それは
また思いっきり嵌まったね」
「・・・だね」
追加公演の準備に追われる樹
杏もまた、毎日を忙しく
過ごしていた。