蜜林檎 *Ⅰ*
「鏡子さんは
御礼言わなきゃ・・・」
「さっき、帰られたわよ
それにアンは、ちゃんと
何度も御礼言ってたもの
気にする事ないよ」
従業員室を出ると、打ち上げの
会場には、もうメンバーの姿は
ない。
関係者の人やファンの人だけが
残って飲んでいた。
「メンバーは、もうとっくに
ホテルの方に帰ったわよ」
「本当、ルリやアヤメちゃん
には迷惑かけちゃった
ごめんね」
「しかたないよ、料理に
リキュールが入ってるなんて
知らなかったんだもの
それに私たちは、十分
楽しめたわよ」
瑠璃子と並んで歩く杏の元へ
マネージャーの森永が近づく。
「アンズちゃん、大丈夫?」
「モリナガさん
どうもすみませんでした
ご迷惑をおかけしてしまって」
御礼言わなきゃ・・・」
「さっき、帰られたわよ
それにアンは、ちゃんと
何度も御礼言ってたもの
気にする事ないよ」
従業員室を出ると、打ち上げの
会場には、もうメンバーの姿は
ない。
関係者の人やファンの人だけが
残って飲んでいた。
「メンバーは、もうとっくに
ホテルの方に帰ったわよ」
「本当、ルリやアヤメちゃん
には迷惑かけちゃった
ごめんね」
「しかたないよ、料理に
リキュールが入ってるなんて
知らなかったんだもの
それに私たちは、十分
楽しめたわよ」
瑠璃子と並んで歩く杏の元へ
マネージャーの森永が近づく。
「アンズちゃん、大丈夫?」
「モリナガさん
どうもすみませんでした
ご迷惑をおかけしてしまって」