蜜林檎 *Ⅰ*
「ただいま」
杏が玄関先にすわって、ブーツ
を脱いでいると
そこにパジャマ姿のナナが
駆け寄って来て抱きつく。
「アンちゃん、遊ぼう」
「ナナ
いつまで起きてるの?」
ナナを抱き上げて、室内へ
入って行くと、百合は
キッチンで夕食の後片付けを
していた。
「あら、アン、帰ってたの
おかえり」
「ただいま」
「ご飯、ルリちゃんと
食べてきたんでしょう?」
「うん、ライブの後に
簡単に済ませた」
杏に抱かれるナナの傍に近寄り
百合は頭をコツンと叩いた。
杏が玄関先にすわって、ブーツ
を脱いでいると
そこにパジャマ姿のナナが
駆け寄って来て抱きつく。
「アンちゃん、遊ぼう」
「ナナ
いつまで起きてるの?」
ナナを抱き上げて、室内へ
入って行くと、百合は
キッチンで夕食の後片付けを
していた。
「あら、アン、帰ってたの
おかえり」
「ただいま」
「ご飯、ルリちゃんと
食べてきたんでしょう?」
「うん、ライブの後に
簡単に済ませた」
杏に抱かれるナナの傍に近寄り
百合は頭をコツンと叩いた。