蜜林檎 *Ⅰ*
「イッキ、ユリの思いを
汲んでやってくれ・・・頼む
アイツはこれからずっと
精神の病気と闘わなくちゃ
いけないんだ
イッキ、ユリは、おまえの
夢の邪魔をしたくないんだよ
それなのに音楽を辞めても
いいなんて言うんじゃない
・・・・・・
おまえとユリを一緒に
居させる事はできない
もう、俺の店にも二度と
来るんじゃない」
運転席に乗り込む雅也、樹が
見つめる視線の先には
下を向いて泣いている
百合の姿が映る。
その姿に、樹は声が出ない・・
車内で、雅也は百合に聞いた。
「本当に
本当にいいんだな・・・」
百合はお腹に手をあて、頷いた
雅也は、助手席の窓を少し
開けて大きな声で樹に伝える。
「イッキ、おまえらの事は
ずっと応援してるからな
これからもしっかりやれよ」
汲んでやってくれ・・・頼む
アイツはこれからずっと
精神の病気と闘わなくちゃ
いけないんだ
イッキ、ユリは、おまえの
夢の邪魔をしたくないんだよ
それなのに音楽を辞めても
いいなんて言うんじゃない
・・・・・・
おまえとユリを一緒に
居させる事はできない
もう、俺の店にも二度と
来るんじゃない」
運転席に乗り込む雅也、樹が
見つめる視線の先には
下を向いて泣いている
百合の姿が映る。
その姿に、樹は声が出ない・・
車内で、雅也は百合に聞いた。
「本当に
本当にいいんだな・・・」
百合はお腹に手をあて、頷いた
雅也は、助手席の窓を少し
開けて大きな声で樹に伝える。
「イッキ、おまえらの事は
ずっと応援してるからな
これからもしっかりやれよ」