蜜林檎 *Ⅰ*
「記念になるかなぁと・・・
あっ、ドレス返さなきゃ」
困った顔をする杏に
樹は、優しく声をかけた。
「もう少しドライブしてから
あの建物の前で降ろして
あげるよ
今はまだ無理だけど
ごめんね、友達にも
悪い事しちゃったね」
「でも、君達のおかげで
助かったよ
みんな、新曲のプロモの
撮影だと思ってたみたいだし
パニックにならなくて
済んだよ、ありがとう」
「ほんとにありがとう」
憧れの三人に、丁寧に御礼を
言われた杏は戸惑う。
「いえ、こちらこそ
ドライブまでご一緒させて
頂いて、すみません」
樹は、微笑む。
「君って、いい子だね」
「そんなことありません」
四人は、笑いあう。
あっ、ドレス返さなきゃ」
困った顔をする杏に
樹は、優しく声をかけた。
「もう少しドライブしてから
あの建物の前で降ろして
あげるよ
今はまだ無理だけど
ごめんね、友達にも
悪い事しちゃったね」
「でも、君達のおかげで
助かったよ
みんな、新曲のプロモの
撮影だと思ってたみたいだし
パニックにならなくて
済んだよ、ありがとう」
「ほんとにありがとう」
憧れの三人に、丁寧に御礼を
言われた杏は戸惑う。
「いえ、こちらこそ
ドライブまでご一緒させて
頂いて、すみません」
樹は、微笑む。
「君って、いい子だね」
「そんなことありません」
四人は、笑いあう。