蜜林檎 *Ⅰ*
「放っておいてください」
「放っとけないでしょう?」
男性が、指をさすとスカート
のファスナーが全開。
恥ずかしい杏は、慌てて
ファスナーをしめる途中に
指を挟んでしまう。
「痛ッ」
「かして」
男性は、 ファスナーを
ゆっくりと下げて
挟んだ指をとってくれた。
「血が出てるね
ちょっと、待ってて」
辺りを見渡した彼は、傍にある
ドラックストアに飛び込む。
杏はハンカチで指を抑えている
彼は、消毒液と絆創膏を手に
戻って来た。
「指、みせて」
「もう、大丈夫です」
「だめだよ、ほら、かして
ちょっと沁みるよ」
手をとって、傷口に消毒液を
かけた彼。
「放っとけないでしょう?」
男性が、指をさすとスカート
のファスナーが全開。
恥ずかしい杏は、慌てて
ファスナーをしめる途中に
指を挟んでしまう。
「痛ッ」
「かして」
男性は、 ファスナーを
ゆっくりと下げて
挟んだ指をとってくれた。
「血が出てるね
ちょっと、待ってて」
辺りを見渡した彼は、傍にある
ドラックストアに飛び込む。
杏はハンカチで指を抑えている
彼は、消毒液と絆創膏を手に
戻って来た。
「指、みせて」
「もう、大丈夫です」
「だめだよ、ほら、かして
ちょっと沁みるよ」
手をとって、傷口に消毒液を
かけた彼。