アナタの隣。
誰も居ない空き教室。
薄暗い教室には
光が差し込み
なんだか、雰囲気を
醸し出していた。
「……。」
しばしの沈黙。
沈黙を破ったのは
アタシ。
「…遊びだったんだよね…アタシのこと。」
慎くんは????を
浮かべているようだった。
「何言ってんの???遊びって??」
は。ふざけんなよ。
とぼけてやがる。←
「え?だって。本命って神田澪でしょ??まっ、かわいいもんね。」
さらに慎くんは????を浮かべているようだった。
「はっ????ふざけんなよ。」
こっちの台詞だってば。
もう、意味分かんない。
と、教室を出ようとした時。