Thinking Of You
夕飯を食べ終わって、創美が立ち上がった時、
「うッ…………!」
ガシャンッ!!!!
突然創美が持っていた皿を落とした。
そしてしゃがみ、横に倒れた。
「おいっ!! 大丈夫か!?」
とっさに駆け寄って、創美の肩を抱く。
「ハァ…ハァ…ハァ……」
「おいっ!! しっかりしろ!!」
創美の顔は真っ青で、額に汗をびっしょりかいている。
息も荒い。
「ちょっと待ってろよ…」
俺は創美から離れて、救急車を呼ぶために電話へ急いだ。