Thinking Of You

*俺の側にいてくれ…



「おはよう。」



翌朝、目を覚ますともう創美はキッチンで朝食を作っていた。



「もう大丈夫なのか?」


「大丈夫大丈夫!! ほらっ!」



そう言って肩を回す創美。
いつもの創美だ。

良かった…



「ほら、食べよ??」


「うん。」



いつも通りの朝食。

けど、創美の皿には全然料理が盛られていない。



「ごちそうさまでした。」



珍しく今日は俺より早く食べ終えてる。

やっぱ食欲無いんだな。

まぁ無理して食べる必要も無いし、そこはあえて触れないでおこう。




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