Thinking Of You


他人の目なんてクソ食らえだ。

今の俺に周りを気にする余裕なんて無い。



今はただ創美を探すだけ…




どれくらい走ったんだろう。

夕日はとうに沈み、時計を見るとすでに創美を探し始めてから、3時間がたっていた。


体力も限界に近づいていた。



仕方なく、俺は重い足取りでマンションに帰った。





ガチャ…





あれ?

電気ついてる…



「遅かったねっ!! 心配したんだよぉ?? 遅くなる時は連絡し…」



ギュッ…




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