Thinking Of You
「あはは。そうだったんだ。 じゃあ一文無しか。」
「はい… すみません…」
「いいよ。3週間、ここにいて。」
「ホントですか!? ありがとうございますっ!!」
バフッ!
お、おいっ!! 汗
創美がいきなり抱き着いて来た。
ほのかにシャンプーの香りがする。
ドクン、ドクン、ドクン…
ヤバい…
心臓の音が…
しばらく固まっていると、創美が離れて、
「よろしくお願いしますっ!」
また、深く頭を下げて言った。
まぁ、そんな感じで俺たちの奇妙な同棲生活が始まった。