ぼくたちのケータイ小説の作り方
4.7 キャラクター論
変わった特徴をもったキャラクターがいたとします。
「このキャラ面白いな、立っているな」と思えたら、それはただそのキャラだけを見つめているからではありません。
そのキャラが巻きおこすであろう「物語」を想像して、面白いと感じているのです。
ぼくは『キャラクターを作る』というのは、そのキャラの『環境を作ってあげること』だと思うんです。
どういう環境で育ち、いま現在どういう環境にいるのか。
そしてその環境から『はみだす出来事』を起こしてあげると、物語は自然に動いていきます。