恋海
しばらくしてまた上矢先生が来た。 

「どお?!終った?!」

友達と話している上矢先生は

メッチャかっこいい☆

そうして数分後、仕事が終った。

「終ったぁ♪」

友達が喜びを声にした。

するとその友達が、

「これ!あと片付けといて!うち

 試合近いカラ♪」

えっ?!やばいよ!

上矢先生と二人っきり?!

ぇぇ~!!!!!!!!!!

「頼むょ!恋花♪」
   (れんか)
すると、上矢先生が、衝撃的なことを

口にした。

「高澤さん、下の名前、恋花って
 
 ゆうの?!」

えっ?!上矢先生…あたしの名前…。

知らなかったんだ。悲しかった。

だけど、次の言葉が悲しみを打ち消した。

「へぇ…。高澤恋花さんね♪恋花さん♪」

ぇぇぇぇ!!!!涙が出るほどうれしい。

下の名前?!涙がでそうになる。

「恋花さん、みんなになんて

 呼ばれてんの?!」

「えっと…恋チャンとか恋花とか…」

また、心臓が痛くなる…

顔が近いょぉぉ! でもうれしい☆

「恋チャン?!恋ちゃんって俺も

 よんでいい?!」

えっ! いいよ!いいよ!まじで!

でも恥ずかしい…










< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop