僕らはみんな、うさぎ団
「あぁコレ!?
コレは俺の絵描き道具入れ!!
まぁ中は絵を描くタメの道具が入ってるだけだよ。
ほら、こんな感じ。」
っと中を見せながら話していた。
「あぁ後コレに描ある絵は
未熟ながら自分で描いてみたんだ。
どう!?」
っと聞いてきた。
本当は、
「物凄く上手です!!」
と、応えたかったが、
そんな事、恥ずかしくて言えなかった。
しかし、何も応えないというのも出来ないので、
「……いいです。……」
とだけ応えておいた。
すると、
何を考えてるか分らないアノ人は
嬉しそうに道具箱を閉まり、
また、話始めた。
「じゃあ、そろそろ
俺の悩みでも聞いてもらおうかな!!
ん~そうだなぁ…
じゃあ…どっちを聞いてもらおうかな…
ん~やっぱ
恥ずかしくて、友達や家族には言えないような
ドキツイ奴にしよう!!」
いやいやいやいやいや!!!
初対面なんだから恥ずかしくない奴にしようよ!!!
ドキツク無い奴にしようよ!!!
っと、少しパニくりつつも
心の中で私の願望をツッコミに代え、
しっかりツッコミを入れておいた。
バライティー番組が好きで…
いや…友達がいないからか…
家でバライティー番組ばかり見ているせいか
心の中でしっかりツッコんでしまった。
そして、
私が、私の願望をツッコミに代え、
しっかりと心の中でツッコミを終えたと同時に
何を考えているか分らないアノ人は、
いよいよ話始めてしまった。