僕らはみんな、うさぎ団
「俺が考えた、今の所の答えは…
人間に、生物に、生まれてくる意味なんてないんて無いんだと思う。
ただ、でっかい宇宙ができて、そこに太陽系ができて、地球ができて、生物が生まれて、みんなが生きているだけで。
全て、ただ偶然にできただけなんだと思う。
だから俺達に生まれてくる意味なんて、何も無いんだと思う。
でもさ、
生まれてきたんだから、みんな精一杯、生きてては、いいんだと思う。
生まれてくる意味は無いけど
生まれてきたんだから、みんな楽しく、
家族のタメに、
友達のタメに、
自分のタメに、
精一杯生きてていいんだと思う。
生まれてきた事に意味なんか求めなくても、
みんな生まれてきたんだから、
みんな生きてていいんだと思う。
まだまだ考え中だけど…
まぁ今の所、俺の答えはこうかな!
やっぱこういう話はちょっと恥ずかしいね。」
コノ話に何かを感じていた私に
ちょっと赤くなった顔で
何を考えているか分らないアノ人は聞いてきた
「どう!?
悩み事、話せそう!?」
その問いに対して
私が、黙っていると
話を続けた
「やっぱ無理だよね!!初対面の人に悩み事をはなすなんて!!
よしっ!!じゃあぁ俺行くわ!!
ごめんね。役に立てなくて。」
私は慌てて応えた
「いえ。ホント迷惑かけて、すみませんでした。」
すると
何を考えているのか
何を考えているのか分らないアノ人は
「あっちょっと待って!!」
と言って、白い紙に何かを私に渡し
「また俺の悩み相談のってよ!!
君の意見、かなり参考になるから!!
君も何かあったら、電話して!!
恥ずかしかったらメールでもいいから!!
じゃっ!!
あぁそれと、
謙虚な気持ちってのは凄く大事だと思うんだけど…
こういう場合って、
「すみません」って謝るより
「ありがとう」って言った方が
何か、お互いに良い感じじゃない!?
まぁ「ありがとう」って言う方が恥ずかしいから
照れ屋さんには勇気がいるかな。」
っと言って何処かに行ってってしまった。