【短編】意地悪な会長さん


何事もなかったかのように平然と話す先輩





だからそれが困るんだってば!






「ほら、約束守らなきゃもっとつけるよ?」






細い指で私の首筋を触る先輩






「もうー…悠斗(ユウト)やめてよっ!!」






私が先輩の名前を呼ぶと満足したのか私を離す






「彼女なんだから彼氏のことは名前で呼ぼうね」






先輩はそう言うと自分の席に座り提出されたプリントに目を通す






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