【完】それでも君を愛してるんだ
「ここ私の家なの。ありがとう」
私はそういって自宅の門の前でとまった
「そっか。じゃあね」
「与田くん!ありがとう」
「全然平気だよ!ばいばい」
そういって少し遠めで私に手を振る
夕日が背を照らす
逆光で顔はあまり見えない
でも、与田くんは私のコト本当に好きでいてくれてる
・・・んだと思う
自惚れかも分からないけどね
私はキィッと扉を開け家に入る
まさか与田くんと話している姿を・・・
お兄ちゃんに見られてるなんて思いもせずに