【完】それでも君を愛してるんだ
「勝手だって思ってる。
でも・・・私・・・
優花がいないなんて・・・
考えられない。」
・・・これほど
嬉しいことはない。
あぁ、私、
ちゃんと愛されてた。
「私・・・応援する。
だからお願い。
優花、頑張って。
幸せになって・・・」
「うん・・・
私・・・頑張る。」
私達は抱き合って、泣いた。
泣きすぎて、
目が腫れて、
教室に戻れなくなった。
だから、
1時間目はサボった
“サボったのなんて初めて!”
お互いそういい、笑った。