【完】それでも君を愛してるんだ

「うん・・・ありがとう」

私は涙で濡れた手で真央の手を握った

真央の手も涙で濡れていた



「こんな顔じゃ戻れないね」

「だねー!サボろっか」

「そーしよっか。」




結局私達は、
腫れた目がひくまで屋上にいた

他愛もない話を延々と話した



その時見た青空は、
雲ひとつない快晴で。




この青空を
私は一生忘れないと思う。


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