【完】それでも君を愛してるんだ

「ははは!優花・・・!
ははははっ!!」

お兄ちゃんの目尻には涙が。



は、は、は、は?

私は口をへの字に曲げた




「優花、焦りすぎだから!」

「・・・・・・へ」

お兄ちゃんにはつつぬけだったらしい



バ・・・レてましたか。

私は苦笑いをしてみせた



「そんな焦んなくていーから」

お兄ちゃんは私の肩に腕を回した

そして私の頭に頬をくっつけた



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