【完】それでも君を愛してるんだ

「ごめんな。」

そういって私の頭を撫でる



「おに・・・」

といいかけたその時、
お兄ちゃんと言葉が重なった


「で、今日する?」



・・・は?

私は声には出せず心の中で呟いた



「する?しない?」

「えーと・・・」

「・・・・・・」

私の返答に黙り込むお兄ちゃん



お兄ちゃんは私の手をとり目を見てこういった


「俺は優花の全部がほしいけど、
優花は俺の全部ほしくない?」



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