【完】それでも君を愛してるんだ
「優花、着替えたら俺の部屋おいで」
そう笑顔でいうお兄ちゃん
「え?あ、うん・・・」
私はそういって部屋の扉を開ける
何かがおかしい
いつもの笑顔、ではない。
でも何かが分からないんだ
私はお兄ちゃんの顔を見つめる
「何?早く着替えてこいよ」
「うん。そうする」
私はそういって部屋の扉を閉めた
私は不信感をいだきながら部屋でスウェットに着替える
最近お気に入りの黄色のスウェット
黄色の生地はタオル地で気持ちいい
私は制服をハンガーにかけ部屋を出た