【完】それでも君を愛してるんだ

「優花、着替えたら俺の部屋おいで」

そう笑顔でいうお兄ちゃん

「え?あ、うん・・・」

私はそういって部屋の扉を開ける

何かがおかしい

いつもの笑顔、ではない。

でも何かが分からないんだ




私はお兄ちゃんの顔を見つめる

「何?早く着替えてこいよ」

「うん。そうする」

私はそういって部屋の扉を閉めた





私は不信感をいだきながら部屋でスウェットに着替える

最近お気に入りの黄色のスウェット

黄色の生地はタオル地で気持ちいい

私は制服をハンガーにかけ部屋を出た




< 18 / 254 >

この作品をシェア

pagetop