【完】それでも君を愛してるんだ

ガチャッと扉を開ける

「お兄ちゃんっ!ご飯だよ!」




「おー。聞こえてた」

お兄ちゃんは椅子に腰掛けている

そして眼鏡をかけ、
本をよんでいた



か、カッコいい・・・

思わず見とれてしまった。



「ちょっと、こっちおいで」

そう言って私を手招きした


「なに?」

私は首を傾げながら近寄った



お兄ちゃんまで残り1メートル

その時、
お兄ちゃんに腕を引っ張られた



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