【完】それでも君を愛してるんだ

「・・・お兄ちゃん?」

「何?」

「する・・・の?」

「うん。」

うん。って・・・

私は顔を歪めた。




確かに最近してなかったけど・・・

家はさすがに気が引ける

でも私は拒むことはしなかった




ただただ、
私達は夢中だった。

夢中だったから・・・

お母さんが帰ってきたことに気がつかなかったんだ。


< 215 / 254 >

この作品をシェア

pagetop