【完】それでも君を愛してるんだ
「ん・・・っ」
「・・・つらい?」
「だい・・・じょうぶ・・・」
私は涙ぐみながらそういった
ー・・・・・・・・・
ガチャッ
「ただいまー」
夜中ということもあり小声で言った
リビングに入りバックをおく
夫の姿は、ない
「はー・・・疲れた。」
首を曲げ骨をポキポキと鳴らす
「優花と優人は寝たかしら・・・」
何の疑いもな階段を上がる
たんたんたん
階段を上がる音が響く