【完】それでも君を愛してるんだ
「あぁ・・・っ!なんてことを・・・」
母は泣き崩れた
そして崩れるように座った
ーー・・・・・・・・・
優花は体にタオルケットを巻き、母に近づいた
「お母さ・・・」
そういいかけると頬に痛みが走った
優花は母に頬を叩かれたのだ
優花の目には自然と涙が浮かび上がった
ーー・・・・・・・・・
母は娘をぶった
そして、
「触らないでちょうだい!」
と怒鳴りつけた
ーー・・・・・・・・・
「・・・なっ、にしてんだよ!」
優人はそう声をあげた
そして近くにあったタオルを腰に巻き優花に近寄った
ーー・・・・・・・・・