【完】それでも君を愛してるんだ
*優花
見られてしまった。
お母さんが泣き、
私も泣く。
気がついたら私は寝ていた
目覚めると服をきていて、
枕がぐっしょり濡れていた
「はぁ・・・」
ため息をつく
同時に涙が溢れる
最初から分かってた。
この恋が長くは続かないことを。
誰も・・・幸せになれないことを。
「優花、起きなさい」
お母さんが私を起こしにくる
いつも通りの朝。
ただ・・・目が真っ赤に腫れている