【完】それでも君を愛してるんだ
私は車の扉に手をかけた
そしてバックを車に入れた。
その時。
強い力で手首を握られた
「何やってるの!」
「お母さん、お父さん・・・」
目の前には、
顔を真っ赤にした両親が。
「優人、降りてきなさい」
お父さんの低い声が聞こえた
「・・・やだよ。」
「優人!!」
お母さんが、叫ぶ。
私はただ立っていた
「優花、こっちにきなさい」
そういって私の手首を引っ張る
・・・痛い。
素直にそう思った。
それと同時に恐怖を覚えた