【完】それでも君を愛してるんだ

俺はベッドに潜り込んだ

「優花、優花、優花・・・」

名前を呼び続ける

気づいてしまった気持ち

ごまかせなかった




優花が彼氏をつくるから

思わずイラッとしてしまった

優花の白くやわらかい肌にいつか触れるのか

そう思ったら理性を止められなかった




「・・・ガキか、俺は」

21にもなって情けない

今までずっと、何年も抑えてきたのに

自分の妹に好きだって言って、

無理やりキスして、

嫌がられて

ほんと、バカだ




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