【完】それでも君を愛してるんだ
「あら、優花いたの?」
「う、うん。いつ帰ってきたの?」
「ついさっきよ。部屋の電気ついてなかったからいないと思ってたわ」
お母さんはテレビを見ながらそういう
「お?優花、優人は?」
お父さんは鼻歌交じりにそう聞いた
「お、お兄ちゃんなら寝てるよ」
私はそういって冷蔵庫に近寄った
飲み物、飲み物がほしい
喉がカラカラで声は全然でない
何かいけない事をした感覚
もし、私とお兄ちゃんのことがバレたら・・・
2人は泣いてしまうのだろうか。