【完】それでも君を愛してるんだ
「おっはよー!」
いつも通りのぎりぎりの学校登校
お兄ちゃんは講習で早くでたため私はマッハで家をでた
こういうとき、お兄ちゃんの有り難味が分かる
「あっ惜しい!」
そう真央はパチンと指を鳴らした
「惜しい??」
私は訳が分からず真央を見る
「さっき、男の子が来てたよ」
男の子!?
私はパァッと笑顔になる
ここ1年くらい私には彼氏がいない
お兄ちゃんのせいで
だから全然彼氏なんて出来なかったのに!!